After
Before
奥様の隣の部屋が、旦那様の書斎です。
ライオンのインレイが施された大きなデスクに、パソコンが整然と置かれています。窓際には重厚な生地のウィングバックチェアが置かれ、堂々としたお部屋です。
写真:「The House & Garden Book Of Classic Rooms」
Vendome Press出版
書斎のインテリアデザインにあたっても、洋書の中から写真を選んで頂きました。旦那様が気に入ったインテリアは、ジョージアンスタイルでした。深い赤茶色のマホガニーの家具に彩られたインテリアです。
そして、お好みのモチーフは、百獣の王ライオンと、馬と金の細工です。 これらは、何百年も前から、王侯貴族の男性が好んで部屋に置いたモチーフです。
そのジョージアンの重みを、そのままA様の家に取り入れてしまうと、せっかくの開放感に満ちた家の魅力が消えてしまいます。
ジョージアン様式の良さと、A様邸の素晴らしさ。そして、若々しくおしゃれな旦那様に合わせて、家具は彫刻ではなく、インレイ(象嵌)としました。
とても凝ったデザインですが、インレイの柔らかな色合いで、圧迫感はありませんが、ライオンと金の細工で、ふさわしい重厚感を湛えています。
カーテンと同じ生地のウィングバックチェアー
Before
カーテンとお揃いの生地のウィングバックチェアー。
壁際には、デスクと同じデザインのチェストが置かれています。
書斎のカーテン
ウィングバックチェアの生地と同じ布で、カーテンのバランスを作っています。カーテンは、無地の布にして、旦那様のお好みの落ち着いた雰囲気になるようにしています。
After
Before
A様は家具屋を探す中で、一度に家の中全ての家具を考えるのは難しいと苦悩したそうです。そこで、各部屋のコンセプトを教えていただき、インテリアの提案していきました。A様は、インテリアのコンセプトを考える時、プライベートスペースとパブリックスペースを、とても意識なさっていました。
プライベートに使うお部屋は、自分達の好みを反映させたインテリア、お客様を通すお部屋には、お客様への気遣いを第一としたインテリアと、上手に分けて考えていらっしゃいました。
マスターベッドルームと、ゲストルーム。
メインダイニングルームと、ヌックスペース。
メインリビングルームと、ファミリールーム。
それぞれ同じ用途で使う部屋ですが、目的が異なるために、印象が全く違うインテリアとなっています。
白く大きな2枚扉の先にある寝室は、天井が高く奥行きがあり、ホテルのスィートルームを思わせる、この上ない清涼感があるお部屋です。
繊細なデザインの白いベッドも、部屋に合わせてセミダブル(120cm)とダブル(140cm)のマットを並べたサイズとなると、堂々とした風格を感じます。ベッドの足元には、奥様の憧れの金色のベンチが置かれ、豪華さを際立たせています。
そして、甘くなりがちな白い家具に、薄いグレーのファブリックや、モダンなミラーを合わせて、スタイリッシュなインテリアとしていらっしゃいます。
生活感とは程遠く見えるお部屋ですが、隣に続くバスルームの入り口に置かれたサロンセットに座って、ご夫婦二人でゆったり寛ぐ、上質の癒しの場なのです。
そして、キングサイズのベッドも寂しく感じる広い寝室でも、ベッドを2つ置くのではなく、1つがいいと妥協しなかった、お二人の深い愛情が込められたお部屋です。
ベッドルームのカーテン
薄いグレーのシルクのカーテンです。お揃いの生地で、ベッドヘッド、スツール、ベッドリネンを張っております。たっぷりとしたシルクの贅沢な風合いが、とってもおしゃれです。
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