アメリカンラグジュアリーインテリア

A様は、キッチン横にあるヌックスペースを、朝食ルームとして使っていらっしゃいます。窓にはレースだけを掛けて、朝の爽やかな光と、お庭の緑を身近に楽しんでいます。ダイニングルームと同じ、ガラス天板の円形のテーブルセットですが、こちらは、すっきりとしたデザインとスマートな生地で、軽快な雰囲気です。

ヌックスペースのカーテン

やわらかな生地に、ベージュの模様が浮き上がり、とてもエレガントな雰囲気です。

キッチンへと続くお部屋は、ファミリールームとして使っていらっしゃる第2リビングルームです。
リフォーム前は、鏡の場所はつり戸棚となっており、窓も小さく、重厚なお部屋でした。
A様のお好みの明るくおしゃれなお部屋にするために、壁と家具の色を淡い色にして、壁には大きなミラーを掛けました。ミラーには、窓の光とシャンデリアの明かりが映り込み、お部屋を一層明るく、広く見せてくれます。

ベージュ系の家具が醸し出す、暖かな雰囲気のアクセントとなっているのが、窓に掛かる赤いカーテンです。家具に合わせてベージュ色も考えていらっしゃいましたが、この生地に一目ぼれなさったそうです。カーテンボックスの白と赤のコントラストが鮮明で、お部屋を一気にゴージャスにしています。

ファミリールームのカーテン

シルキージャガード織の生地です。生地特有の玉虫色の輝きと、どっしりとした重厚感が迫力のあるカーテンとなっています。明るく上品なインテリアに、力のある魅力を与えてくれています。

レースは、ヌックスペースと同じものです。ジャガード織のカーテンを開けると、やわらかな光がお部屋に差し込みます。昼間の優しいインテリアと、夜のムードあるインテリア２つの顔を持つお部屋にしてくれます。

家の中の様々な場所に置かれている装飾家具が、A様邸に華やかさをもたらしています。特に、さりげなく置かれた、数々のオブジェチェアは、色や形も様々に、各シーンを彩っています。
完璧な美しさと見えるお住まいですが、A様ご夫婦は、これからは、もっと自分達の個性を出した家具を、１つ１つ選んでいきたいとおっしゃいます。 書斎をもっと素敵にしたいと旦那様がおっしゃると、お客様が満足してくれるような、インテリアにしたいと奥様も夢を語り、庭はどういう風にする？と、お二人の仲睦まじい会話が続きます。

インテリアは、好みや趣味、家での過ごし方といった家族の内面に大きく関わることです。インテリアを考える時、自分自身の好みと一緒に、無意識に同居人への配慮もしています。インテリアにご夫婦一緒に興味を持つという事は、家族の絆を強めるのかもしれません。 当店にいらっしゃるお客様も、ご夫婦で家具について話しながら、ご家族の未来像を描いていらっしゃいます。